コサックダンスの意外な歴史

突然コサックダンスのことが気になって調べてみました。
「ホパーク」(ウィキペディア日本版) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%AF
私の中ではコサックダンスはソ連の文化という認識でしたが、 実際にはウクライナ発祥の舞踏でした。 現地ではホパークと呼ぶようです。
今のウクライナに15世紀頃に現れた、 コサックという軍事共同体の中で行われた舞踏がコサックです。
原型はモンゴル帝国の兵隊がもたらした東洋武術です。 これがコサック内で訓練も兼ねるような形で取り入れられ、 徐々に舞踏化していったようです。
コサックダンスを含むコサック文化は、 今もウクライナでは誇りをもって引き継がれています。 ソ連のものと思っていたら怒られますね。
↓これはYouTubeで見つけた動画です。 https://www.youtube.com/watch?v=t9Gpm62kqO0
映像を見てもらうと分かりますが、 西洋の踊りよりも京劇に近い感じがします。 そして驚異的な筋力です。 私はこれで初めて見たのですが、 こんなに超人的な動きをする踊りだとは思っていませんでした。 見たことない人にはぜひ見てもらいたい凄さです。
それにしてもモンゴル帝国の影響というのは東欧ではかなり大きいものですね。 このコサックダンスもモンゴルの侵略がなければ絶対生まれていないと思います。
ところでモンゴル帝国について最近驚いたことがあります。 ウクライナの北にベラルーシという国があって、 ウクライナと同様にソ連から独立した国家です。 このベラルーシですが、白ロシアという通称があります。 実際にベラルーシのベラは白という意味で、 和訳すると白いルーシになるそうです。
それではこの白とは何なのでしょうか。 これが意外なところからきていました。 なんと五行思想における白なのです。
五行では白は西を表し、 白ルーシは西のルーシという意味になります。 これと同じように南にあるウクライナ西部は赤ルーシ、 北にある今のモスクワ辺りを黒ルーシと呼んでいたそうです。 その中で今も残っているのがベラルーシというわけです。
これらは中国から五行思想を学んだモンゴル人が東欧にもたらしたのです。 ベラルーシと中国なんてとても結びつきませんが現実には影響下にあったんですね。
東欧はなかなかなじみがないですが、 調べてみると面白いことが多いです。 もっといろいろ調べてみようと思います。