アルメニア。

先日、TVの紀行番組でアルメニアをやっていました。 この国についてはあまり予備知識がなく、
あまりこの地域の知識もなかったので興味深かく見ました。
アルメニアはカスピ海と黒海の間にあります。
グルジア、アゼルバイジャン、トルコ、イランと 国境を接している内陸国です。
この国に関するもので一番有名なのはアララト山でしょう。
ノアの箱舟が流れ着いたといわれている山です。
この山がアルメニア人の心のふるさとのようでした。
しかしこのアララト山は現在はトルコの領地になっています。
アララト山は目の前にあるのに簡単に入ることができない、
アルメニア人の心情が番組では取り上げられていました。
この国の歴史で印象に残ったのは、
世界で最初にキリスト教を国教化した国だということです。
アルメニアでは西暦301年にキリスト教を国教化しています。
ローマ皇帝がキリスト教を公認したミラノ勅令が313年、
国教化されるのが392年なので、
アルメニアはかなり早かったと言えます。
このため、かなり古い教会がアルメニアにはあります。
その中でも気になるのはエチミジアン大聖堂です。
こちらは世界最古の公式の教会ということで、
西暦300年頃に建てられたそうです。
建物が当時のままということはないでしょうが、
現在は世界遺産になっています。
この大聖堂の中にはロンギヌスの槍と言われているものがあります。
キリストの磔刑の時に兵士ロンギヌスがキリストを刺した槍で、
いろいろある聖遺物の一つです。
他にもロンギヌスの槍を主張するものはたくさんあるので 本物かどうかは分かりませんが、
アルメニアでは信仰の対象になっているようです。
紙幣にも印刷されているアララト山の遠景はとてもきれいでした。
あまり木が生えておらず、
平坦で広大な土地の向こうに浮かぶ アララト山は神秘的ですらありました。
いつか現地で見てみたいものです。
現在のアルメニアは政情や隣国との関係が複雑で、
様々な歴史や国境の問題を持っていて、
安穏とはいえません。
少しでもアルメニアを知ることが出来てよかったです。
この番組を見なければどんな国かを知ることもなかったでしょう。
これに止まらず、もう少し詳しく勉強してみようと思います。